blog20160825

糸はどのくらいの量が必要か?を求める方法

TAS KNIT YOKO YAMAMOTOです。

編み物をお教えする中で、「これ、糸どのくらい(何玉)いる?」と質問されることがよくあります。

本などの編み図付きのものには、糸の種類、必要g、針の号数などの情報が書かれています。

本のとおりに編む場合はそれが目安になります。

しかし、サイズや糸の変更、オリジナルデザインにする場合、目安がわかりません。

そして、手編みは編む人によって、編地の硬さ、やわらかさが違います。

正直、「どのくらいいる?」と質問されても、正確な数字はわかりません。

それでも目安は必要です。どうやっておおよその数字を出すのか?

まずはゲージを編み、何cm×何cm(面積)が何gになるかを計ります。

そして、編み図(製図)の面積を出します。きっちりとした正確な数字でなくていいので・・・。

トータル面積がわかれば、おおよそ何g必要なのかがわかります。

縁編みをどうするのかということや、もしも失敗してほどいた場合のことなどを考え、何玉必要かを考え、購入してみてください。

ちなみに、「何玉」と言われても、糸の太さが違うと、当然糸の長さは違いますし、

糸の種類によって一玉のg数も違いますので、

しっかりラベルで確認をしましょう。