TAS KNIT YOKO YAMAMOTOです。
編み物をお教えする中で、「これ、糸どのくらい(何玉)いる?」と質問されることがよくあります。
本などの編み図付きのものには、糸の種類、必要g、針の号数などの情報が書かれています。
本のとおりに編む場合はそれが目安になります。
しかし、サイズや糸の変更、オリジナルデザインにする場合、目安がわかりません。
そして、手編みは編む人によって、編地の硬さ、やわらかさが違います。
正直、「どのくらいいる?」と質問されても、正確な数字はわかりません。
それでも目安は必要です。どうやっておおよその数字を出すのか?
まずはゲージを編み、何cm×何cm(面積)が何gになるかを計ります。
そして、編み図(製図)の面積を出します。きっちりとした正確な数字でなくていいので・・・。
トータル面積がわかれば、おおよそ何g必要なのかがわかります。
縁編みをどうするのかということや、もしも失敗してほどいた場合のことなどを考え、何玉必要かを考え、購入してみてください。
ちなみに、「何玉」と言われても、糸の太さが違うと、当然糸の長さは違いますし、
糸の種類によって一玉のg数も違いますので、
しっかりラベルで確認をしましょう。