TAS KNIT YOKO YAMAMOTOです。

棒針、かぎ針、（アフガン針）。

長年編み物をやっていると、針もやはり傷んできます。

各メーカーさんによって、素材の違いは多少ありますが、

棒針でよく見かけるのが竹針。

ひと目ひと目編む度にかかる微妙な負荷と、編み上がっていく編地の重みで、

だんだんと針が湾曲してきます。

写真の棒針を見て、わかっていただけるでしょうか？

なんとなく、真っ直ぐではない・・・。

こちらは８号針で、おそらく過去一番よく使ったものです。

目で見る以上に、この針で編むと編みにくい。もう寿命です。

こちらはかぎ針です。

昔は竹のかぎ針もありましたが、今では金属製が主流です。

写真のかぎ針の白く光っている部分はメッキが剥がれてしまっています。

メッキの剥がれた針で真っ白の糸を編むと、黒ずんでしまったりするそうです。

あまり気にしないのであれば、もちろん使えますが、要注意です。

編み物は、何千回、何万回と針を動かします。

針に対してほんの少し感じるストレスでも、ずーっと編んでいると負担になります。

時々、針の状態も点検してみてくださいね。