blog20161020

工芸に近い編み物

TAS KNIT YOKO YAMAMOTOです。

工芸(こうげい)とは、実用品に芸術的な意匠を施し、機能性と美術的な美しさを融合させた工作物のこと。

多くは、緻密な手作業によって製作される手工業品である。あくまでも実用性を重視しており、鑑賞目的の芸術作品とは異なる。

ただし両者の境界は曖昧であり、人によっても解釈は異なる。(Wikipediaより)

以前、私の作品を見てくださった方が、私に「工芸品みたいだ。編み物の概念が覆った。」とおっしゃってくださいました。

先日、お世話になっている編み物の先生の口からも、「手芸というより工芸」という言葉が出ました。

編み物の技術は奥深く、習得するにも時間がかかります。

私は、有資格者として、この部分を守り、伝える役目もあると思っています。

だって、日本の技術は本当に優れていますから、絶やしてはもったいないです。

・・・と書いてしまうと、敷居が高く、チャレンジしにくくなってしまいますが、

もっと日常的に、手軽に、編み物で手づくりを楽しむこともできます!

簡単な編み方しかできなくても、ちょっとした工夫でステキな作品が仕上がりますし、

何より、自分で作ったものはいとおしいです。

編み物をやってみて好きになってくれる人が、もっと増えたらうれしいですね・・・。

編み物を始める、いいシーズンになりました。