20160331

失敗を防ぎ、美しく仕上げるためにはメモリーシートでチェック

TAS KNIT YOKO YAMAMOTOです。

編み物は、糸を編むことで面を作り出して形成します。

真っ直ぐに編むだけでなく、袖ぐりや衿ぐりの曲線、袖下の斜め線など、

ウエアの場合は複雑な作業があります。

メモリーシートはどこで目を増減するか、柄や模様を入れるかなどを書き込んでおき、

編んだ段数をチェックしていく為のシートです。

これを使うと、作業の間違いを減らし、スムーズに編み進めることができます。

布もので裁断してしまうと、元には戻りませんが、

編み物は失敗しても糸をほどくとやり直すことができます。

けれど、やはり一度ほどいた糸は多少なりとも傷んでしまいます。

ほどくことは極力避けたいです。

面倒がらずにひと手間、メモリーシートを使ってみてください。

(私は身頃脇より下の真っ直ぐに編むところなどは「正」の字で段数チェックしてます。)