TAS KNIT YOKO YAMAMOTOです。
夏の編み物というと、かぎ針編みが増えます。
軽やかに、涼しげに仕上げるために透けた模様が増え、
そうなるとかぎ針編みの模様を思い浮かべる方が多いと思いますが・・・。
棒針編みでも、透かし模様を取り入れれば、かぎ針編みと同じように仕上げることができます。
写真右側の透かし模様は棒針編み、2目一度と掛け目の繰り返しで編み目を作っています。
メリヤス編みの中に、こういう透かし編みを少し入れるだけでも、涼しげな印象になります。
ただ、2目一度と掛け目を使った模様は、袖ぐりカーブなど増減が出てきた時に、
ややこしくなります。減らしたつもりなのに、掛け目で増えていたり・・・。
真っ直ぐに編む部分にだけ、うまく取り入れるのもいいかもしれませんね。
この写真のプルオーバーは真っ直ぐに編んだ身頃に、
かぎ針編みで真っ直ぐに編んだ袖部分を取り付けています。
写真左側の部分はかぎ針編みです。
真っ直ぐにしか編めなくても大丈夫!工夫次第で服は作れます。